おすすめ海外ドラマ三選
ハッピーバレンタイン。
ギターのしょうです。
昨晩は揺れましたが、皆さんご無事でしょうか?
おっかねーですね。
防災対策は抜かりなく。。
バンドの近況報告。
ぼちぼちやってます。
ということで、
報告するようなこともないので趣味の話。
海外ドラマをよく観る。
映画好きだけど、ドラマ観ない人って結構多いと思う。
僕もそうだった。
なんかドラマのテンションとか映像の感じが肌に合わなくて敬遠していた。
しかし!最近のドラマはマジパネェのでぜひオススメしたい。
昔とはちょっと事情が違うのだ。
・配信サービス全盛で予算規模が映画級
・配信料で作られている為(CMがいらない)、スポンサーの意向が関与しない。製作者の作りたいものが創られる。
・映画業界がビックバジェット作品とインディーズ作品の二極化が進んでおり、中規模程度の製作者達が続々ドラマ界に参入。
と言った具合でクオリティもオリジナリティも凄いことになっている。
いくつかご紹介するので興味があれば。
食わず嫌いしている映画好きな方もこの機会にぜひ。
その①
「THE BOYS」
Amazonのオリジナルドラマ。
コミックが原作のSFブラックコメディ。
最もおすすめ。
超面白い。
MARVELとかDCみたいに特殊能力を持つヒーローがいる世界観。
ヒーローのみなさん
特徴的なのはヒーローが腐敗しまくっている点。1話目から「まじかよ…」みたいな奴ばかりでてくる。
ストーリーをザックリ。
主人公は恋人と路上にいた所、高速移動するヒーローに目の前で恋人を撥ねられ殺されてしまう。ヒーローはヴォート社という企業に所属しており、ヴォート社から主人公に補償金が提示されるが、口止めの規約にサインを求められたり、加害者のヒーローはまるで誠意がなかったりで怒りは募る。そんなときブッチャーを名乗る男が現れ、「復讐しないか」と持ち掛ける。
真ん中の悪そうな人がブッチャーさん
ブッチャーに誘われ、ヒーロー達が起こした事故や事件の被害者達「THE BOYS」が結集。知恵をしぼってヒーロー狩りをしていく話。
ボーイズのみなさん。全員好き。
ヒーローにクズが多くて最初は主人公に感情移入するんだけど、だんだんヒーロー最低っぷりがツボにハマってくる。
特に史上最強のヒーロー「ホームランダー」が最低すぎて最高。
演技も凄まじく、ホームランダーを演じるためにいるんじゃないかと思う俳優さん。
ジム・キャリー以来の表情筋の持ち主だと思う。
見開くホームランダーさん
笑うホームランダーさん
見下ろすホームランダーさん
ブラックジョーク満載。タイムリーな政治や宗教、商業主義やジェンダー差別などの現在の病理も取り込んでいるが、重くなりすぎず基本的に笑える。
アメリカの情勢を知ってるとより楽しい。
ヴォート社の活動が大統領選ぽかったり、保守層の取り込みかたがトランプ前大統領のやり口とそっくりだったり。
MCUやDCUで『 ヒーロー』が世界中に浸透した現代ならではの作品でもある。
(作中には有名ヒーローそっくりさんみたいなのがわんさか登場する)
ヒーロー達が欲望まみれであったり“誰がヒーローを見張るのか“という点は「ウォッチメン」なんかのテイストも近いかも。
テンポもいいし、音楽や映像表現もカッコいい。毎話タイトルが出るタイミングも完璧。
現在まだseason2なので追いつきやすいのもおすすめポイント。
その②
「ブレイキング・バッド」
2008年から2013年に放送されたクライムサスペンス、ブラックコメディ。
エミー賞を取りまくった名作。
冴えない高校の化学の教師ウォルターは医者に余命宣告される。妻は妊娠中で、高校生の長男は脳性麻痺で言語障害と運動機能の障害を抱えており、家のローンも残っており、家族の為に多額の金が必要である。
ウォルターは死ぬまでに家族のために稼ぐため、化学の知識を活かし高純度のドラック「ブルーメス」を作り、地元のチンピラのジェシーとドラックの販売を始める。
終始ヘマしたり慌てたりしてるジェシーさん
話が進む事に冴えないオジさんだったウォルターが変化していく。
序盤のウォルターさん
後半のガンギマリウォルターさん。
ドラックを販売したせいでマフィアや麻薬カルテルに巻き込まれていくのだが、化学の知識をフル活用し撃退していくのがカッコいい。
カルテルの連中のイカレっぷりもヤバい。
超カッコいいマフィアのボスのガスさん。この役者さんはTHEBOYSにも出演してたり。
ドラック販売は当然の事ながら家族には秘密なのだが、仲のいい義理の兄はDEA所属でウォルターの作った「ブルーメス」を追っているという中々カオスな環境。
「いつバレんねん!」という緊張と麻薬カルテルのイザコザに終始ドキドキ。
人の「生き方」と「死に方」についての話でもある。
海外ドラマにしては短めのシーズン5で完結している作品なので、長さ的にもおすすめ。
海外ドラマ特有の『 人気がある限りズルズル続いていく』感じの作品(例:ウォーキングデッド、スーパーナチュラル)ではないです。
ラスト!
その③
「ゲーム・オブ・スローンズ」
小説「氷と炎の歌」を原作とした、2011年から2019年まで続いたダークファンタジー。
世界一の視聴者数を記録した大ヒットドラマ。
とんでもない予算で製作されており、1話あたり20億円とか掛かっている作品。
舞台も衣装も合戦もドラゴンも超絶クオリティ。
長回しの合戦シーンとか超楽しい
ドラゴンさん。巨大生物大好き。
何故か日本だけ流行っていなくて悲しい。
ウォーキングデッドが流行ってたけど、遥かにゲーム・オブ・スローンズの方が面白いです(当社比)
どこかで「ゲーム・オブ・スローンズが流行っていないのは北朝鮮と日本だけ」みたいな揶揄を見たけど、確かに僕の周りで観ていたのは僕以外に1人だけでした。
配信される度、ゲーム・オブ・スローンズについて語れる友達が欲しかった。。
海外のリアクション動画で我慢してました。
壮大過ぎてストーリーを説明するのが難しいけど、超ざっくり言うと「王位継承を巡る領家たちのイザコザ」と「北から何かヤバいのが押し寄せてくる」という話。
登場人物の量エグい&すぐ死ぬでお馴染みのドラマ。推しキャラがすごい勢いで死んでいきます。
僕の推しはティリオンとブロン、デナーリス。
色々酷い目にあって決闘裁判を要求するティリオンさん。このシーンめっちゃ泣ける。いまや映画やドラマに引っ張りだこのピーターディンクレイジ。
気だるそうなくせに仕事のできる男ブロンさん。
ドラゴンの母デナーリスさん。かわいい。エミリアクラークはインタビューとかでめっちゃ明るい&ずっと爆笑してて素敵。
序盤が少し地味めなのと、シーズン1は、話のメインである領家、スターク家がやられっぱなしのシーズンなので脱落する人多いかも。
諦めないで欲しい。シーズン進む事に面白くなるので。
残酷表現・性的表現は割と容赦ないので御家族での鑑賞はお勧めしません。
最終シーズンは賛否あったみたいですが、僕は大満足でした。
僕もドラゴンに乗って街をぶっ壊したいなあ。
以上海外ドラマ紹介。他にも好きなドラマ山ほどある。。トゥルーディテクティブとかファーゴとかデアデビルとかハンニバルとかナルコスとかスパルタカス…etc
機会があればぜひ。そして海外ドラマについて語り合いましょう。
あと連帯責任のMVも観てね。